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石綿被害 遺族と国が和解 東京地裁

投稿日時: 2017-05-26 18:06:26 (1086 ヒット)

以下、引用です。

  埼玉県吉川市にあったアスベスト(石綿)製品工場に勤務し、平成8年12月に石綿肺による肺炎で死亡した鷺谷辰夫さん(当時50歳)の遺族が国に損害賠償を求めた訴訟は、請求通り1430万円を支払うとの和解が東京地裁で成立した。23日付。

 26年の「泉南アスベスト訴訟」最高裁判決を受け、国は石綿工場で昭和33〜46年に働き、健康被害を受けた元労働者と順次和解する方針を示している。

 ただ、鷺谷さんの遺族はしばらくこれを知らず、死後20年が経過し、損害賠償請求権がなくなる直前だった昨年9月に駆け込みで提訴していた。遺族を支援した団体の担当者は「国は、最高裁判決の基準で救済を受けられる被害者や遺族に対して周知を徹底すべきだ」と話している。

(5月24日 産経ニュース)