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姫路のこども園 保育士に不当な労働条件課す

投稿日時: 2017-03-24 18:50:57 (888 ヒット)

以下、引用です。

  定員を22人も超えて園児を受け入れるなどずさんな保育実態が明らかになった兵庫県姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」(小幡育子園長)が、保育士に対して「遅刻で罰金1万円」など不当な労働条件を課していたことが、同市の調査で分かった。市は労働基準法違反にあたる可能性があるとして、姫路労働基準監督署に報告した。
 
  同市と県が2月23日、同園に抜き打ちの特別監査に入った際、勤務していた保育士から市職員に話があったという。市によると、「遅刻すると給与から罰金1万円を取られる」「月給制なのに、祝日などがあった月は、日割り計算で給与を減額された」などと訴えたという。

 同園を巡っては、園児46人の定員に対し、市に隠して22人超過して受け入れていたほか、給食などの保育環境が劣悪だったとして、市と県が認定を今月中に取り消す方向で協議している。保育士の数も市に実際より多く報告し、給付金を受け取っていたことも判明している。

(3月21日 時事ドットコム)