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非正規の手当に助成 正社員と共通制度化で

投稿日時: 2017-01-10 19:47:57 (919 ヒット)

以下、引用です。

  厚生労働省は非正規労働者の処遇改善を進める企業への支援策を拡充する。正社員と非正規の両方が支給対象となる手当を作った企業に対し、2017年度から必要な経費を助成する。非正規を賃上げした企業に助成する仕組みも継続する。同じ仕事であれば同じ賃金を支払う「同一労働同一賃金」の実現を政策面から後足しする。

 非正規労働者の処遇改善を支援する「キャリアアップ助成金」に「諸手当制度共通化コース(仮称)」を新設する。通勤手当や役職手当など、正社員と非正規に共通した手当制度を一部でも作った企業が対象になる。

  職務規定などに新しい仕組みを明文化することを条件とし、社会保険労務士など専門家への制度設計の委託費用などを主に助成する。助成額は中小企業は40万円、大企業は30万円。財源は雇用保険の積立金を活用する。

 政府は同一労働同一賃金の実現に向けて関連する法律の改正作業に着手する。

(1月5日 日本経済新聞)