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石綿被害 作業員や遺族ら19人提訴 京都地裁

投稿日時: 2017-01-26 18:43:12 (922 ヒット)

以下、引用です。

  建設作業中にアスベスト(石綿)を吸い込み健康被害を受けたとして、京都府内の作業員や遺族ら計19人が24日、国と建材メーカー16社を相手取り、総額6億1600万円の損害賠償を求めて京都地裁に提訴した。

 原告のうち男性5人は建設現場で大工などとして働き、肺がんや中皮腫などを発症し労災認定を受けた。他の14人は、既に死亡した男性11人の遺族で、いずれも患者1人当たり3850万円の支払いを求めている。

 訴状では、石綿被害は医学的知見から予想できたのに、国は適切な規制をせず、メーカーも石綿が含まれる製品の販売中止などをしなかったとしている。

 作業員らが石綿被害に対する賠償を求めた訴訟では、京都地裁が昨年1月、建材メーカーの責任を初めて認める判決を言い渡し、大阪高裁で係争中。

(1月24日 毎日新聞)