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外国人実習生 過労死 岐阜労基署認定 残業月115時間 全国2例目

投稿日時: 2016-10-19 18:55:38 (4163 ヒット)

以下、引用です。

  外国人技能実習生として岐阜県の鋳造会社に勤務し、2014年に死亡したフィリピン国籍のジョーイ・トクナンさん(当時27歳)について、岐阜労働基準監督署が今年8月、長時間労働が原因の過労死として労災認定していたことが分かった。

 労基署が昨年、遺族に書類を送り労災申請を促していた。実習生の過労死は、10年に茨城県潮来市の金属加工会社で中国人実習生が労災認定された例があり、全国2例目とみられる。

 岐阜労基署によると、鋳造会社の実習生としてジョーイさんは11年8月に来日し、鉄を切断したり鋳型に薬剤を塗ったりする作業に従事した。14年4月に心疾患のため従業員寮で死亡した。同年1月末から3カ月間で、1カ月に96〜115時間の時間外労働(残業)をしていた。

 厚生労働省の基準は心疾患での死亡について、発症前1カ月間に約100時間の残業をしていた場合、業務との関連が強いとしている。

(10月18日 毎日新聞)