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長時間労働でスーパー専務 書類送検 大阪労働局

投稿日時: 2016-10-21 19:45:12 (1414 ヒット)

以下、引用です。

  大阪労働局は20日、近畿・東海でスーパーマーケット86店舗を展開する「コノミヤ」(大阪市鶴見区)が本社で違法な長時間労働をさせたなどとして、法人としての本社男性専務(65)、男性執行役員業務本部長(43)労働基準法違反容疑で書類送検した。

  送検容疑は、専務らは2014年9月〜15年2月、30〜50代の男性社員4人に労使協定の限度(月30時間)を超える月約90〜105時間の時間外労働をさせ、残業代計約293万円を支払わず、本社は違反防止措置をしなかったとしている。

 労働局によると、店舗に残業ゼロを指導する本社の残業を社長に報告できない風潮があり、サービス残業が常態化していたという。

 各労働基準監督署が04〜15年、15店舗と本社に計31回是正指導したが改善されなかった。同社は社員約700人の14年4月〜16年3月の未払い残業代計約1億8000万円を支払った。同社は「指摘を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に努める」とコメントを出した。

(10月20日 毎日新聞)