HOME  > 新着情報  > 労働法ニュース  > ドン・キホーテ 違法な長時間労働疑いで書類送検
アーカイブ | RSS |

ドン・キホーテ 違法な長時間労働疑いで書類送検

投稿日時: 2016-01-29 19:33:06 (1028 ヒット)

以下、引用です。

  東京労働局の過重労働撲滅特別対策班は28日、量販店を運営する「ドン・キホーテ」(東京都目黒区)労使協定で定めた上限を超える長時間労働を従業員にさせたとして、労働基準法違反の疑いで、執行役員の男性ら8人と法人としての同社を書類送検した。

 送検容疑は、2014年10月〜15年3月、都内5店舗の従業員計6人に、協定で定めた3カ月120時間を超える時間外労働をさせた疑い。従業員は20〜50代の男女で販売に従事し、最長で3カ月に415時間45分、1カ月では159時間の時間外労働があった。

 執行役員のほかに送検されたのは、西東京支社長、神奈川中央支社長、31〜45歳の店舗責任者5人で、いずれも男性。

 親会社のドンキホーテホールディングスは「グループ全体で労務管理に関する指導が不足し、現場管理者の認識が足りなかった。現状では違法状態は解消している」とするコメントを出した。

 労基法は労働時間1日8時間、週40時間までと規定。労使協定を結べばそれ以上働かせることができるが、上限時間が設定される。特別対策班は昨年4月、東京と大阪の労働局に設置された。

(1月28日 共同通信)