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ぼうこうがんで労災認定要請 従業員2人実名で会見 厚労省

投稿日時: 2016-01-20 19:59:00 (1137 ヒット)

以下、引用です。

  染料や顔料のもとになる化学物質を製造している三星化学工業(東京都板橋区)福井工場の従業員5人が、相次いでぼうこうがんを発症した問題で、うち2人が15日、厚生労働省を訪れて早期の労災認定を求めた

2人は要請後、初めて実名で記者会見。発がん性が指摘される「オルト−トルイジン」を18年半にわたって取り扱い、昨年11月に発症したという田中康博さん(56)は「発がん性についての説明は一切なかった。会社は労災認定を待たずに業務上の罹患(りかん)だと認め、設備や作業を改善してほしい」と訴えた。

  昨年8月に発症した高山健治さん(56)は「夏はTシャツでの作業が多く、それが原因だったと思っている」と会社の管理体制を疑問視した。

  三星化学工業は「今後も真摯(しんし)な話し合いを行い、誠意をもって解決していく。安全な職場環境づくりに最善の予防策を講じる」とのコメントを出した。

(1月15日 時事ドットコム)