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介護休業給付67%に引き上げ 育休と同じ給付率に 厚生労働省

投稿日時: 2015-11-24 18:39:51 (1143 ヒット)

以下、引用です。

   介護のために仕事を休む人に雇用保険から給付される介護休業給付について、厚生労働省は、現在は休業前の賃金の40%としている給付率を、育児休業中の給付と同じ67%に引き上げる方針を固めた。

 安倍政権が掲げる「介護離職ゼロ」の一環で、経済的な支えを手厚くすることで介護休業の利用を促し、仕事と介護の両立を進める狙い。来年の通常国会で雇用保険法改正を目指す。

 急速な高齢化により、介護を必要とする人は増え続けている。要介護認定者は2014年4月時点で586万人に上り、介護保険制度が始まった00年4月の3倍近い。

 総務省の12年の調査では、家族を介護しながら働いている人は約239万人で、特に50歳代が多い。しかし、介護休業を取得する人は3・2%(男性3・5%、女性2・9%)にとどまり、過去5年で40万人以上が介護や看護のために離職している。

(11月19日 読売新聞)