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療養中に不当解雇 労災解雇撤回訴訟 元社員(アイシン精機子会社)と和解 名古屋地裁

投稿日時: 2015-06-22 20:24:59 (1647 ヒット)

以下、引用です。

   製造ラインでの手作業で重い関節炎になり、療養中に不当に解雇されたとして、広島市の男性(44)が自動車部品メーカー「アイシン機工」(愛知県西尾市)に解雇の撤回などを求めた訴訟が名古屋地裁であり、同社が3000万円を支払う条件で和解したことが19日、分かった。同社は東証1部上場の「アイシン精機」(同県刈谷市)の子会社。

  労働基準法は、業務による負傷の療養中は解雇できないと規定。会社側は「私生活での傷病だ」と主張したが、4月15日付で和解し、解決金を支払う条件で男性が退職を受け入れた。

  訴状によると、男性は2000年からボルトを手で仮締めする作業に従事。両手首が激しく痛むようになり、07年8月から会社を休んで入院や手術を繰り返した。

  09年に一時復職したものの、手首を使う作業を任されて痛みが再発。休職期間満了を理由に、11年11月に退職を通知された。

(6月19日 時事ドットコム)