国民健康保険 2018年4月に市町村から都道府県移管へ
投稿日時: 2015-01-06 20:46:25 (1574 ヒット)
以下、引用です。
厚労省は、2018年4月に国民健康保険(国保)の運営を市町村から都道府県に移す方針を固めた。赤字に苦しむ国保の財政を立て直すためだ。移管に向けた財政支援のため、15年度予算では国費1700億円を追加投入。さらに大企業の会社員が入る健康保険組合(健保組合)などの負担を増やして財源を捻出し、国保の赤字解消を目指す方向だ。
今月下旬に始まる予定の通常国会で関連法の改正案を提出する。国保は公的医療保険の一つで自営業者ら約3500万人が入る。高齢者の割合が高く医療費がかさむ。無職の人も多く保険料収入は伸びない。財政は厳しく、市町村の6割強が税金で赤字の穴埋めや負担軽減をしている。「赤字」の総額は12年度、約3500億円に上る。
都道府県への移管は、政府の社会保障国民会議が13年に提案した。国保の「財布」を大きくし、財政基盤を安定化させる狙いだ。
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