雑記帳 - 20120718のエントリ
年金勉強会に参加しました。
年金って、「生き物」だなぁ〜〜と最近つくづく思います。
よくもまぁ、こんなにも色々な問題が勃発し、色々な改正があり、色々な救済があり・・・と思います。
今回は、
この10月からスタートする国民年金の10年遡り納付制度「後納制度」について勉強しました。
これは何か?と・・・簡単に言うと、
あと数か月〜数十か月、国民年金を納付すれば年金を受ける権利が発生する!という方のための
「救済措置!」です。他に、主旨としては「年金額UP」も含みます。
通常、国民年金保険料は、納付していない時、2年経てば時効となり、
どれだけ後でその過ぎた2年について納めたい!と訴えても納める事ができません。
その2年を延ばし、10年間遡って支払うことができるという制度です。
平成24年10月から平成27年9月までの3年間に限り、施行されます。
対象者は>>>
1.20歳以上60歳未満(10年以内に納め忘れの期間、未加入期間)
2.60歳以上65歳未満(任意加入をしており、その期間について納め忘れの期間)
3.65歳以上(年金受給資格がなく、任意加入中の方)
※老齢基礎年金の受給者は対象外
気になる年金保険料は>>>
もちろん、利子(加算)がつかないわけではないです。 以下は、平成25年3月31日までい納めた場合。
年度 | 後納保険料額 | 当時の保険料額 | 加算額 |
平成14年 | 14,940円 | 13,300円 | 1,640円 |
平成15年 | 14,720円 | 13,300円 | 1,420円 |
平成16年 | 14,510円 | 13,300円 | 1,210円 |
平成17年 | 14,560円 | 13,580円 | 980円 |
平成18年 | 14,610円 | 13,860円 | 750円 |
平成19年 | 14,640円 | 14,100円 | 540円 |
平成20年 | 14,760円 | 14,410円 | 350円 |
平成21年 | 14,840円 | 14,660円 | 180円 |
平成22年 | 15,100円 | 15,100円 | 加算なし |
後納制度は、本人からの申し出によるものなので、待っていても勝手に対象となるわけではないです。
日本年金機構からのリーフレットは⇒こちら