雑記帳 - 20110506のエントリ
「専業主婦3号から1号への切替漏れ年金問題 追納は過去10年分限定 厚労省救済案」(5月6日)
この問題は、今年の1月から勃発し、当事務所のニュースにも幾度と掲載しています。
今回、厚労省が「案」を発表しました。
- 保険料をさかのぼって払える期間は「直近10年分」に限定。
- 受給者には過払い分の返還を求める。
- 記録を訂正すると未納扱いになる期間でも、年金の加入期間には認める。
- 追納しても未納分が残れば、老後に受け取る年金を減額する。
- すでに誤った記録に基づいて過払いされた分については返還を求める。
【当初 切替漏れの主婦に対し】
⇒直近2年分だけ保険料を納めれば、それ以前の期間分についても基礎年金を支給する。
とても不公平でしたが、今回の案であれば、まだ国民は納得するのではないでしょうか。
とはいえ、これらが施工を目指すのは、2年後。
今すぐ救済しなければいけない人が中にはいるかと思います。特に、迅速な対応が必要だと思います。
また、これらの問題が勃発する前に、
切替できていない人は、単に未加入期間にされ、救済されることなく、
年金を受ける権利がなくなった人!というのは必ずいると思います。
そう思うと、いくら救済策ができたとしても、やはり不公平ですね
何でもやってみないと、実際生じる問題というのは分かりませんが、
年金問題は、これからも限りなく生じそうな気がします。
しかししかし、何よりも年金制度が難しすぎて、こんなニュースを読んでも、
一般の人は、
● 「また年金で問題があったのか〜」
● 「国は信用できないな〜」
● 「将来年金もらえないな〜」
という気持ちを抱かせるのみですよね。もっと簡単な制度にすれば良いのにと個人的には思います。