雑記帳 - 20110221のエントリ
『中小企業雇用安定化奨励金』と『パートタイム助成金』は、4月1日から統合され、
統合後の助成金名称は
「均衡待遇・正社員化推進奨励金」となります。
今日は、この助成金の概要を説明します。
4月1日から、以下の制度を導入した場合に助成されます。支給額は、中小企業を対象としたものです。
制度内容 | 支給額 |
正社員転換制度 | 40万円 + 20万円(労働者1名につき) |
正社員と共通の処遇制度を導入 | 60万円 |
正社員と共通の教育訓練制度を導入 | 40万円 |
短時間正社員制度を導入 | 40万円(対象1名) + 20万円(対象2〜10名) |
パート・有期雇用者への健康診断実施 | 40万円(延べ4名まで) |
その他、制度統合以後にも支給要件の変更が見込まれています。
詳しくは厚労省リーフレット⇒こちら
今回の統合で廃止予定の「パートタイマーの能力・職務に応じた評価・資格制度」
これは、中小企業にとっては、導入しにくいものですよね
・・・申請を代行する立場としてもこの制度導入は難しい・・・と思っていました。
正社員には評価資格制度が当然にあったとしても、パートタイマーに対して手を回すことができるか!
となると、実際問題難しい問題です。
だから、このような助成金があるんですけどね
しかししかし、4月以降の助成金要件が変化しすぎて、ついていけるか心配です
しかししかししかし、この助成金が一つに統合されたわけが分かります。
申請する時この2つの助成金がどう違うのか、
ハローワーク助成金担当者、21世紀財団担当者に確認してしまいました
パートタイマーが対象となる助成金であった事には違いなかったのに・・・どう違うのか!と。
違いは、「無期雇用契約」か「有期雇用契約」という点でした。
雇用形態によって、助成金名称が違いましたし、申請先も違っていました。
不思議でした。一緒にすれば良いのに・・・と。
要件まで若干違いましたし・・・。
こんな時、助成金の七不思議?と感じます・・・と言い過ぎですね