日本の労働法とは違う『インドの労働法』
- カテゴリ :
- 社労士のうんちく
- 執筆 :
- 2011-2-16 19:10
このニュース面白い?
社労士だから面白い?と思うニュースを見かけました。
「時代遅れ」労働法が足かせ インドの製造業、外資は及び腰
(2月8日掲載SankeiBiz)
何に興味あったかというと、
インドの労働法では、
『被雇用者が100人を超えた雇用主は労働者の解雇に際しては
政府の許可が必要となり、事実上解雇ができなくなる。』
とされているのです。
政府の許可!って大変すぎるでしょ
ちなみに、日本の解雇も簡単にはできませんが・・・でも政府の許可までは必要ないですよね。
日本でも解雇は、法律に準じてしなければいけません。
ただ全ての会社が法律に準じてしているのか?と聞かれれば、そうではないと思います。
また準じないと政府から罰されるのか!となれば、
大きな問題にならない限り、表沙汰にならない限り、罰せられません。
(罰するという表現を使うのが正しいのか判断しかねる部分ですが)
このニュースでは、
これらが会社の発展の足かせとなっているので「時代遅れ」とされているわけです。
昔、インド旅行をしたことがあります。
思い出といえば、人が多かった・・・宗教色が強かった・・・早く日本に帰りたかった(泣)
もちろん観光なので労働法に触れるような場面はなかったですが、
あんなに雑然としている中、こんなガッチリとした労働法があったことに驚きました