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久しぶりに味わいました!!「海外から帰ってきた人への年金制度説明」

カテゴリ : 
社労士のうんちく
執筆 : 
2010-10-19 21:10

久しぶりに味わいました

こういう気持ちを味わう為にこの仕事に就いたのかもしれません

どんな気持ち?

人の役に立ち、「ありがとう。聞いてよかったーーーー」という感想をもらった時の気持ちです。

少し、偽善者に聞こえる・思えるかもしれませんが、こればかりは、心から嬉しく思います

テンションあがります

何を聞かれたのかというと・・・

こんな話を伺いました。

「アメリカで10年間ぐらい働いた。でもアメリカでは、数か月、期間が足りない為、年金がもらえないと言われた。今さら、アメリカで働くこともできない。何のために働いてきたのか、わからない。今から日本の年金をもらうために、かけていきます。」・・・と

私は、いやいや、それはもらえるでしょう!無駄にはなりません!と思い、年金制度を説明しました。

アメリカの年金を請求するには、

  1. ソーシャル・セキュリティー番号の取得をしていること
  2. 重複する期間を除く日本の年金加入期間とを通算して10年必要
  3. アメリカ合衆国での1年半以上の年金加入要件が必要

これらに当てはまると、請求できます。

ただ、今の世代は、将来、制度自体がどのようになっているのか分かりません。

今現在できることをして頂くため、年金機構へ行くように奨めました。

そして、こんな感想を頂きました。

「専門家に聞くことなんて、基本ないから、お話できる機会があって良かった。とても助かりました。」

相談されたわけではないですが、自然な形でお伝えでき、喜んでもらったことに嬉しく思いました。

これで、その方の老後の年金受給額が変わってくるわけですからね

自己満足ですが、この仕事をしていて良かったな、勉強していて良かったなと思いました

しかし、やはり色々と知識がないと損をするもんだなーーーと改めて思いました。

私はたまたまこの労働保険・社会保険を勉強し強くなりましたが、その他たくさん知らないことがあると思うと

恐ろしいなーーと思い、そしてあきらめるのではなく、疑問に思えば、その分野の専門家が必ずいるので相談すべきだなと

個人的に強く思いました

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