震災後の雇用について
- カテゴリ :
- 社労士のうんちく
- 執筆 :
- 2011-4-13 22:40
「震災後6年で雇用8万人喪失」(野村総合研究所)というニュースをみかけました。
東日本大震災は、何においても甚大な被害という言葉では収まらないぐらい、とても悲惨なものだと
日々、新聞やニュースを見て思います。月日が経てば経つほど・・・
一方、被災地の皆さんが徐々に復興へ向けて前に進んでいる様子なども見かけ、
早く元通りの日本になれば良いな〜と願うばかりです。
震災後、雇用の問題が深刻化しています。
解雇や内定取消のニュースが日々伝えられています。
その中で、このニュースでは、
東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の沿岸部について、震災後6年で従業員の雇用が8万1500人分喪失する、との試算を発表。
(ただ、試算対象に沿岸部で盛んな農林漁業は含まれていない。被災地では農地や漁港が壊滅的な被害を受けており、農業や漁業で仕事を失う人が多数に上る見通し。)
と掲載されていました。
この試算が、事実になるなら大変なことです。
雇用の問題を解消するのは、特に被災していない地域から景気を良くし、
その活気を東北地方へ波及させることですね!