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国の政策にあれやこれやと思わないタイプですが・・・

カテゴリ : 
社労士のうんちく
執筆 : 
2011-3-3 21:28

「専業主婦の3号から1号へ切替漏れ救済策 廃止検討 新対策導入」のニュースについて

1月から適用されている、この「3号運用」(専業主婦の年金切替忘れを救済する政策)ですが、

こんなにも簡単に、話が二転三転して良いものかな?と・・・

最初に「不平等だ」という声があがった時、厚労相は、「そのまま実施していく」という風に述べ、

しかし更に反発がでると、「留保」という風になりました。

あれあれですよね。

この政策が、「平等ですか?」となると、「平等ではない」と私は思います。

1月より前に申告してしまった人は、この救済策の対象ではなく、

たまたま1月以降に見つかった人は、救済策の対象になるわけです!

この境界線で

「年金を受給できる権利が発生する、発生しない」

「老後支給される年金額が変わってくる」 等々

なんて、不平等なんでしょう。

それであれば、

法改正救済策にあがっている、

  1. 救済時限を定めた上で、払える人にはさかのぼって払ってもらい、その期間を納付期間と認める
  2. 払えない人は、届け出た未納期間を国民年金の加入期間(受給のためには計25年の加入が必要)と認めるが、納付期間としては認めず年金額に反映させない

この2つどちらかにするべきでしょうね。

1は、現実問題難しいような気がします。

一気に何年分もの保険料が払える、そんなに余裕な家計は少ないでしょう。

であれば、2がより現実ですよね。

と・・・普段、周りで法律について「おかしいと思わない?」という討論されていても

心の中で「ふふーーん」としか思っていないタイプの私ですが、

そんな鈍感な私が思うので、相当、国の政策に「しん」が通ってないですよね。

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